顎関節症の治療は東京「ひきた歯科医院」へ■顎関節症の種類(タイプ)について

TopPage > 顎関節症Top > 顎関節症の種類(タイプ)

顎関節症の種類(タイプ)

※一般的な知識ですので、参考にされたい方はお読みください。

顎関節症には4つ(その他を含めると5つ)のタイプがあります(日本顎関節症学会による分類)。顎関節症で悩んでいらっしゃる方の多くは、以下のどれか1つのタイプといったことでなく、複数のタイプに当てはまることが多いです。

I型:咀嚼筋障害を主徴候とした顎関節症
咬筋、側頭筋、外側翼突筋(上頭)、内側翼突筋からなる咀嚼筋(閉口筋)は、物を噛むという動作で必要となる筋肉で、この咀嚼筋が何らかの原因によって緊張し頬からこめかみ付近に痛みを感じます。顎関節症が発症した初期の段階ではこのI型が多いです。

 

II型:関節包・靭帯障害による顎関節症(関節円板後部組織・関節包・靱帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの)
「外傷性」といわれるように、外部から顎関節の関節円板・関節包・靭帯などに対して力が加えられることによって捻挫や打撲のような症状となります。急激な強い力だけでなく、例えば長時間頬杖をつくような弱い力を持続的に加えることでも発症することがあります。顎関節部の運動痛と圧痛を強く生じ、関節雑音が生じます。筋痛は比較的弱いです。

 

III型:関節円板障害による顎関節症(関節円板の異常を主徴候としたもの)
関節円板が本来あるべき位置からずれてしまうこと(多くの場合前方にずれ、このことを特に「関節円板前方転位」といいます)で、口を大きく開けられなくなったり、口の開け閉めの際に雑音(クリック音)が認められます。
III型は次の2つに分けられます。
III型a~復位性関節円板転位:関節円板の位置関係が復位する時に関節雑音(クリック音)が確認できる。
III型b~非復位性関節円板転位:関節円板の位置が復位しない。ひっかかりのための開口障害や顎関節の疼痛がおこる。

 

IV型:変形性関節症による顎関節症(退行性病変を主徴候としたもの)
顎関節症を発症して長期間経過した場合などにおいて、顎関節に繰り返し長期間にわたって強い負荷を加えることで顎関節自体が変形してしまっている状態です。従って、比較的高齢の方によく見受けられる症状です。
具体的には、関節軟骨の破壊、下顎窩や下顎頭の骨吸収や変性・添加、関節円板や滑膜の変形異常などの退行性病変を主徴候とし、クレピタス音と呼ばれる関節雑音が顕著です。X線所見上も大きな異常が認められます。

 

V型:上記以外の顎関節症
上記のI~IV型のいずれにも該当しないが、顎関節領域に異常症状を訴えるものです。心身医学的(ストレス)によるものが含まれます。